「社会保険労務士」は、労働・社会保険に関する法律、人事・労務管理の専門家として、企業経営の3要素(ヒト・モノ・カネ)のうち、ヒトの採用から退職までの労働・社会保険に関する諸問題、さらに年金の相談に応じる、ヒトに関するエキスパートです。
社会保険労務士は、社会保険労務士試験に合格した後に連合会に備える社会保険労務士名簿に登録することで、プロとして社会で活躍しています。 社会保険労務士の定義は「社会保険労務士法に基づき、毎年一回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ、2年以上の実務経験のある者 で、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録された者」と法律により定められています。
また、特定社会保険労務士とは労使トラブルの時、ADR(裁判外紛争解決手続)代理権を持ち、裁判によらない円満解決を実現することが出来る社会保険労務士のことです。 特定社会保険労務士になるには「厚生労働大臣が定める研修を修了」し、「紛争解決手続代理業務試験」に合格しなければなりません。